突然やってくる災害!2011年(平成23年)3月11日に発生した「東日本大震災」は、観測史上最大となったマグニチュード9.0の「東北地方太平洋沖地震」。巨大津波や頻繁に起こる余震、原発問題などによって大規模な地震災害となりました。深刻な被害が続き、恐怖心に襲われる・・・そんな災害時にカードローンの支払いは待ってくれるのでしょうか?
たくさんの物を失い、避難所での先の見えない暮らしの中でも、支払いはしなければいけないのでしょうか?
3.11の翌日に、政府と日銀は災害状況や返済猶予など、各金融機関に被災者の便宜を考慮するよう要請したと言います。それを受けて大手消費者金融は相談窓口を設けました。カードの紛失や返済に関することなど消費者からの問い合わせや相談に対応したそうです。
災害時などの緊急事態はもちろんですが、今はどうしても返済できる状況ではないという場合でも、放置せずに連絡を入れましょう。返済のアドバイスをもらえるはずです。
また、三井住友カードの場合、カードローンリボにおける返済条件の変更にも対応してくれます。なんと、毎月1,000円まで返済額を引き下げてもらえるそうです。ただし、リボ返済で月々の支払い額を少額に設定してしまうと、長い年月の返済期間中に高額な利息がかかってくることを忘れないでください。例えば、この1,000円には当然ながら利息分も含まれる訳ですから、元金返済が僅かなものになってしまうのです。利息は、待ってくれません。遅れれば遅れるほど、どんどん増えていくのです。
各金融機関の他に、日本クレジット協会や、日本貸金業協会などの業界団体でも相談窓口を開設していますので、お困りの方は相談されることをオススメいたします。