手動審査については前回お話しましたが、では、自動審査とはどのようなものなのでしょうか?
申込み情報を基にコンピューターによって自動的に行われる審査のことで、簡単かつスピーディー!しかも人の目によるチェックは行われません。「だったら、自動審査がいいに決まってる!」そう思いましたか?
実は、自動審査に通ってもまだ仮契約の段階なのです。もちろん、仮契約であっても融資は受けられます。ただし、カードローン会社のリスクを最小限にできるよう、とりあえず少額の融資を行うというものです。そのため、ほとんどのカードローン会社は、初回に限り限度額を低く設定しているはずです。
また、融資可能申込み情報とは、年齢や家族構成、住居年数、年収、勤務先、勤務年数などの総称で「属性」と言われるものです。この属性をコンピューターが自動で照合や判定の作業を行うことを「スコアリング」というのですが、このシステムによって結果が瞬時に弾き出される仕組みです。そのため、審査時間最短30秒!が可能なのです。
一般的な流れとしましては、まず仮契約として与信枠を低く設定し即日少額の融資を行います。後日しっかり審査をして問題がなければ本契約となる仕組み。スピーディーな審査を行なっているカードローン会社のほとんどが、このような方法を取っているはずです。そのため、最短30秒といわずとも、早ければ申込みから5分または10分程度で自動返信システムによって結果が送られてくるので、とても便利!ただし、時間がかかるケースもあります。審査の基準もカードローン会社によって異なるため、同じ条件であっても可決か否決かはわかりません。ドキドキしながら審査を待っていることでしょう。否決だったら、次は何処に申込もうかな?などと考えてしまいがちでは?
しかし、ここに大きな落とし穴が・・・!!
審査の待ち時間に他社への申込みをするケースがとても多く、結果、多重申込者となって信用度を落としているというパターン。これは絶対に避けた方が良いでしょう。
審査にも影響する場合がありますので、わざわざ信用度を下げるような行動は謹んでください。