前回、クレジットカードの現金化によるメリットとして、審査がないことや、総量規制の対象外であること、また、振込みが早いことなど、良いことずくめの夢のような話だとお伝えしましたね。総量規制に例外がないことから考えても頭を傾げたくなる話です。
では、実のところ問題はないのでしょうか?
もちろん、問題ない訳はありません!クレジット会社はショッピング枠を使ったクレジットカードの現金化を認めてはいないのです。つまり、違法な行為となりますので、現金化したカードの利用停止を求められる可能性があります。
しかも、現金化したところで、更なる借金を重ねていることになるのです。そもそも、クレジットカードを現金化するという行為は、消費者金融からお金を借りられない場合や、既にキャッシング枠がいっぱいになっている、などの切羽詰った理由があるケースが多いのです。ショッピング枠まで限度額いっぱいにしてしまうのですから、その後の返済が滞る可能性は極めて高いと言えます。
しかも!恐ろしいことに、キャンセルが出来ないケースや最悪の場合は入金されないといったトラブルが多発!そもそもクレジットカードの現金化は違法な行為なのですから、悪質な業者に引っかかるリスクは当然高くなると肝に銘じておきましょう。
このような被害やトラブル、また、悪徳商法などについて、政府がホームページで注意を呼びかけています。また、借りられない、返せないなどでお困りの方も相談窓口に相談することをオススメいたします。窓口についても詳しい案内がありますので参考にしてください。
▼クレジットカードの現金化による被害や相談窓口などホームページで確認できます
・政府広報オンライン
⇒http://www.gov-online.go.jp/featured/201102/contents/credit.html