キャッシングとカードローン、どちらもATMやCD(キャッシュディスペンサー)を利用して無担保でお金が借りられるのですが、キャッシングが気軽に小額から借りられる融資に対して、カードローンは、個人に対してまとまったお金の貸付を行うものです。つまり、住宅ローン・マイカーローン・教育ローンなどのような目的ローンは、通常ハッキリとした資金使途の申告が必要な訳ですが、それにあたる貸付を、無担保で使途申告無しで借りられるのがカードローンなのです。その為、分割払いやリボ払いで長期に亘って返済するシステム。それに対してキャッシングは一般的には翌月一括払いとされてきましたが、貸金業法の改正により、キャッシングでも一括払いとリボ払いが選べるようになりました。逆に一括返済を廃止してリボ払いのみ取り扱っている会社もあるようです。
カードローンには、最近増えてきた銀行系カードローンの他に、消費者金融の専業系カードローン、カード会社の信販系カードローン、インターネット上のIT系カードローンがあります。いずれも金利は他のローンよりはやや高めに設定されているものの、キャッシングの金利よりは低めに設定されています。
なによりカードローンは、使途無制限・無担保でまとまったお金を借りられるのがメリット!ただし、年収や勤務年数など条件がついている場合があるため確認した上で比較検討するとよいでしょう。
また、キャッシングのメリットとしては、審査が簡単でとにかくスピーディー。お給料日までの繋ぎや急な出費など比較的小額ですぐに借りたい方にはとても便利です。ただし、金利が高いので短期間に借入れを繰り返したり、借入れ額が大きいとかなりの負担に!
事前にしっかりと返済計画を立ててから借入れを行なうようにしましょう。
※カードローンはたった1日でも遅延すると新規貸出ができなくなり債権回収されてしまうため、余裕を持った返済を心がけ、くれぐれも遅延することのないよう注意が必要です。