カードローンを利用すると、請求額確定通知メールが送られてきます。さらに、利用代金明細書が届きます。以前は紙の明細書が自宅に郵送されたのですが、現在はWEB明細書サービスを利用される方が多いようです。
そのため、手続きをすることで明細書の郵送を停止することができます。
家族に知られたくないという方や、資源の無駄使いを無くしたいとエコを目的とされる場合もあることでしょう。また、初めて利用される方はしっかり明細書をチェックすると思いますが、だんだん封も切らずに放置することもあるのでは?確定メールで金額が分かるので、明細書は見ないというのも頷けます。
しかし、この利用明細書はとても重要なものなので、是非、確認するクセをつけてもらいたいと思います。
何故なら、この明細書によって、自分の「利用限度額」すなわち、「利用可能な金額」を知ることができます。個人の信用度によって決まると言われる利用限度額は突然変動します。増える場合は良いのですが、減った場合は何らかのアクシデントが発生したと考えられます。返済が滞るなど心当たりはありませんか?
こんな事が起こらないように、毎月きちんと返済日を守って信用を積み重ねていきましょう。もちろん、次の返済日も明細書に記載されています。
また、遅延することなく毎月きちんと返済しているにもかかわらず残高が全く減らないどころか、場合によっては増えているケースもあります。何故だか分かりますか?
あまりにも返済額が少ない場合は返済額が毎月の利息にすら追いついていないからです。そのため、長く借入れていると利息が膨らんでいきます。そして、気づいた時には借入残高が雪だるま式に増えていた!なんて慌てることにもなりかねません。
利用代金明細書をチェックすれば、毎月の返済に伴って借入残高が減り、利用限度額が増えているかどうかが一目瞭然です。さらに、借入総額に対して月々の返済額が見合っているかどうかの見直しができます。返済計画も立てやすく、早く完済しようという気持ちが沸き起こってくるはずです。自覚することが大事なので、明細書には必ず目を通すようにしましょう。