銀行預金をコンビニのATMなどで引き出すと手数料がかかります。一部の例外を除き、一般的には、平日の昼間で105円、時間外や土日祝などは210円ほどの利用手数料が発生します。では、カードローンの場合も手数料はかかるのでしょうか?
答えは「イエス」。実は、貸金業法改正前はカードローンやキャッシングの場合、一部のカードを除き手数料は一切かかりませんでした。休日や夜間に利用しても0円だったのです。
しかし、法改正に伴いカードローン利用時にもATM手数料がかかることになりました。では、一体いくらかかるのでしょう?
【カードローンの場合のATM利用手数料】
1万円以下の場合:105円
1万円以上の場合:210円
そうです。カードローンを利用する場合、一般的に1万円を超える借入額が多いと思うので、ATM手数料は210円かかります。もちろん、これは借入れの度に発生します。
今まで、時間外手数料が発生する休日や夜間に急にお金が必要になった場合、賢く効果的な活用法として、ATM手数料がかからないカードローンをオススメしてきました。
何故なら・・・
例えば、土曜日に3万円借りて3日後に返済できる場合でご説明いたします。金利が20%とすると、かかる利息は約50円!!銀行預金から引き出した場合は手数料が210円かかるので、約160円も得したことになる訳です。
このように、休日や夜間に短期間だけ少額の借入れを行う場合、自分の預金からコンビニATMで引き出す時よりも、カードローンをしてかかる利息の方が断然安かったのです。
しかし、現在は改正貸金業法に伴ってカードローンの場合でもATM利用料を負担することになりました。少額の借入れを頻繁に行った場合、このATM手数料の負担額は侮れません。いつも利用しているコンビニや銀行などで人目を気にすることなくカードローンができるのですから、本当に便利な時代になりました。しかし、安易にカードローンを繰り返すことほど無駄なことはありません。事前にしっかり計画を立てることをオススメいたします。